シーデクセマ評議会概要

理事長挨拶

 

シーデクセマ(CEDXM)とは、木造軸組工法住宅に関する建築意匠CADとプレカット生産CADのデータ連携を目的として構築された標準的なファイルフォーマットです。2000年度より林野庁補助事業により取り組まれ、その後はCEDXM評議会(2003年設立)を経て、2008年6月よりNPO法人としてシーデクセマを継承、更新、発展させてきました。本評議会は、シーデクセマを標準ファイルフォーマットとして維持管理と更新、さらなる開発及び普及などの活動を目的としており、構成メンバーはCADベンダー(意匠、構造、プレカット)、資材流通、情報、住宅生産などに携わる関連事業者(29事業者)で組織、運営しています。

当初の建築CADと生産CADのデータ連携のねらいは、各々に異なる目的と用途のために生成された情報の互換性、共用性が主たるものでありました。その後、建築確認を厳格化した改正建築基準法の住宅生産に関わる情報のありように正確さと厳格さ、さらには迅速な処理が求められるようになり、瑕疵担保履行法の施行、さらには長期優良住宅法施行により申請に必要な設計図書の作成と保管管理に際して、図面間の整合性の確保や図面と現場との一致が求められるようになり、データ連携の重要性はより高まっております。

とりわけ長期優良住宅の申請では必要な設計図書は審査機関ごとに審査対象が異なるため、標記項目、表現の仕方、構成などに統一性を欠き、住宅履歴については必要な情報の種類さえ明らかになっていないのが実情です。

本評議会では、2009年度、2010年度の国土交通省助成事業「木造住宅・建築物等の整備推進に関する技術基盤強化を行う事業として主に構造データに関して長期優良住宅の申請や維持管理に必要な属性情報の整理作業やCEDXMフォーマットをもとにビューワーで表示することを目的とした開発仕様書のとりまとめに取り組みました。これらの成果をもとにビューワー化が実現すれば、どの審査機関、情報サービス機関でも通用する情報生成が可能になり、円滑かつ迅速な審査につながることが期待されます。

長期優良住宅法の施行により、木造住宅生産の現場では「情報」の役割は大きな重みを持つようになり、CEDXMが備えるデータが業界標準はもとより、デファクトスタンダードとしての機能が果たせるよう普及拡大に努めてまいります。

特定非営利活動法人シーデクセマ評議会

理事長 藤澤 好一

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