プレカット工場から返送されてきたCEDXMファイルを、発注者側の意匠CADで読み込みます。従来のFAXやPDFデータでのやりとりに比べ、情報量が多く正確です。
建築・構造・架構の連携がとれることで、プラン確定や見積もり等の時間を短縮でき、設計者あるいは施工する工務店が安全性をチェックする時間に余裕が持てます。
また、加工段階での軽微な変更により実際に建てられた建物と申請図が違うという問題も発生しづらくなります。
意匠CADでCEDXM読み込み
伏図のチェック
意匠CADの段階でCEDXMで確認することで
早い段階でチェックができます
- 設計意図がしっかりと反映されているか
- 構造の安全性は確保されているか
- 施工面での無理はないか
など、詳しいチェックができます。
プレカット工場との打ち合わせは手間と時間のかかるもの。CEDXMを使えば、FAXやメールよりも多くの情報を正確に伝えられるので、設計意図が伝わりやすく、打ち合わせもスムーズ。木造住宅の構造性能に関して、より踏み込んだ打ち合わせをすることができます。
打ち合わせ
プレカットCADで伏図修正
早い段階で構造を検討することで、
より安全性の高い住宅を実現。
伏図の確定までの期間を短縮することで、その後の工程にも余裕ができます。
確認申請前に構造計画を確定
プレカットCADのデータを確認申請図面にも活用できるので、現場との一貫性を確保することができます。確定図面データは、施工図の作成にも活用できます。
プレカット工場から送られてくる最終構造データは、各種申請図書の作成や、構造計算、施工図の作成などにも活用できます。
意匠CADデータをCEDXM変換してプレカット工場に送れば、プレカット工場での入力作業を省力化できるので、概算見積もりや構造伏図の作成にかかる時間を短縮することができます。
早い段階で構造検討を行うことができ、安全性能にも寄与します。
最終CEDXM変換
確認申請
最終データの保存・活用
メンテナンスやリフォームに活かす
CEDXMに変換された最終図面データは、そのまま生産履歴となります。建物の品質保証という形で、例えば完成後もこれらのデータは電子情報として活用できますから、工務店さんにとっても大きなメリットになるはずです。データの電子化は、保管、活用という点でも大きな意味合いがあります。
また、アフターケアの段階では、適切なサービスのための情報活用にもつながります。
生産履歴情報として保存、リフォームや点検時に活用できます。
また、最終データを用いて、耐震診断などにも活用できます。
施工状況と対応した正確な生産履歴情報は、竣工後のメンテナンスやリフォームにも活用できます。
前の特長
意匠CADからプレカットCADへ次の特長
安全な家づくりのために